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  2012年度  2011年度


■ 春秋会新人歓迎会の感想
2012/02/25 更新
新入会員 64期 谷川 直人


 新人歓迎会当日は、新入会員の多数が、歓迎会の前に実施された研修に参加しており、皆で弁護士会から会場のホテルに向かいました。
 私は修習地が大阪ではなかったので、ほとんど知り合いの先生がおらず、とても緊張して会場に入りました。 しかし、会場には、既に先輩会員の方々が来られており、同席の先生方にあたたかくテーブルに迎えていただき、すぐに緊張が解けました。


 歓迎会が始まり、先輩会員の先生方から、春秋会とは何たるかというお話をいただきました。春秋会の歴史や、その懐の深さについてのお話をいただき、改めて春秋会の一員となったことを意識することができました。
 続いて、我々新入会員の自己紹介をさせていただきました。諸先輩方のご挨拶後であり、何か笑いを取らねばならんのか、と緊張が高まりましたが、親睦委員の先生からの事前アンケートに基づいた,インタビュー形式での自己紹介であったため、インタビュアーの横藪先生と森下先生が上手くまとめて下さり、何とか乗り切ることが出来ました。


 さらに、春秋会を知るためのクイズ大会がありました。
 各テーブル対抗だったので、同期との初の共同作業を楽しむことができました。
 先輩会員の助言禁止というルールだったのですが、各テーブルの新入会員ながらに会派に詳しい同期の活躍で、白熱した戦いとなりました。我々新入会員が、楽しく春秋会のことを学ばせて頂けるように趣向を凝らしていただいたことに、とてもありがたく思いました。

 正直なところ、会派の事をよくわからないままに、歓迎会の日を迎えたのですが、歓迎会が終わるころには、会派活動の重要さ、そして春秋会の素晴らしさを十分に理解できました。
 今年の新入会員は、皆個性的で元気のよい者揃いであり、同期一丸となって春秋会を盛り上げていければと思いますので、今後とも新入会員一同、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、お忙しい中我々新入会員の歓迎会を開催していただき、本当にありがとうございました。


■ 春秋会研修「海外留学のABC」のご報告
2012/02/17 更新
平成24年 2月11日 報告
西原和彦 (55期)


 平成23年11月24日、春秋会研修委員会主催の、しかし春秋らしくない(?)研修企画(福田幹事長談)である「海外留学のABC」が、これまた春秋らしくない(?)会場である北浜フォーラムA会議室において開催されました。パネラーには、春秋会の原正和会員、三好吉安会員に加え、北浜法律事務所・外国法共同事業パートナーでイリノイ州弁護士のジェリー・メステッキー先生、バイエル薬品株式会社の平泉真理先生にもご参加頂き、インターナショナルな雰囲気の中、留学に関する数多くのテーマについて語って頂きました。

 まずは「留学の実際」というテーマで、メステッキー先生から、ロースクールにおける授業風景の代名詞ともいうべき、本場のソクラテスメソッドについて、具体的に説明を頂き、その後、平泉先生、原会員から日本人として、本場のソクラテスメソッドの体験した感想やロースクール生活における様々な体験談についてお話し頂きました。フォーマルな場ではなかなか話せないトークが披露され、日本にいては分からない、日本人留学生の海外生活における苦労を垣間見ることのできる内容でした。また、ロースクールの入学願書作成にあたって重視すべき視点という実践的なお話も披露され(「なぜ、このロースクールで学びたいのか具体的に主張すべき。そのためにはホームページでロースクールや教授陣の強み等をリサーチすべき。」等)、これから留学準備を始められる方にはとても有益であったと思います。さらに、三好会員と原会員からは成長著しい中国での留学や研修について、分かりやすくお話し頂き、現地の語学学校、法学部、研修における様々な体験談も聞かせて頂きました。

 次に、「アメリカの司法試験について」というテーマに移りました。多くの日本人ロースクール留学生がニューヨーク州の司法試験を受けますが、メステッキー弁護士、平泉弁護士や原会員から、イリノイ州とニューヨーク州の司法試験の試験科目の違いや、ニューヨーク州司法試験を受験するためにニューヨーク州のロースクールを卒業する必要性は全くないこと、全米の受験生のほぼ全員がバーブリという司法試験予備校に通って詰め込み勉強をするが、短期集中なのでとても大変との感想を頂きました。

 最後に、「大阪の国際法務のこれからの可能性」というテーマで、平泉弁護士からは在阪外資企業の立場からお話を頂き、さらにメステッキー先生からは、大阪の経済規模は世界でも有数であり、大阪の渉外弁護士の可能性はとても大きい、このような企画は毎年開催すべきとの熱いエールのお言葉を頂いて、パネルディスカッションは終了しました。
 対象者は留学に興味のある若手弁護士ということもあり、参加者が集まるか不安だったのですが、蓋をあけるとあらゆる会派の若手弁護士ら36名もの方々に参加頂き、会場も熱気あふれる満員となる大盛況で、みなさん最後まで真剣な眼差しでパネルディスカッションを聞いておられました。

 当日の資料として、留学・司法試験準備のスケジュール表と、留学経験のある春秋会会員11名の回答に基づき作成した「海外留学に関するアンケート結果」を配布させていただきましたが、実際の先生方のご苦労や留学条件を大変素直に回答いただいており、これから留学を考えられている若手弁護士には、非常に有益なものになったのではないかと思います。この場をお借りいたしまして、アンケートに答えてくださった会員の皆様に感謝いたします。
 終了後、パネラーの皆さんとの懇親会が開かれましたが、これまた春秋会らしくない(?)証券ビル地下の豪華すき焼きであったことを報告させていただき、本報告を終了させていただきます。ありがとうございました。



以上


■ 春秋会会員研修 「労働法入門」
2012/02/07 更新
平成23年12月13日 報告
福ア 浩 (新63期)


はじめに

 12月1日、大阪弁護士会2階ホールで、春秋会研修委員会主催の研修『労働法入門』が行われました。
 本研修委員会では、より多くの会員にご参加いただきたいとの思いから、新人向けの研修でありながら、ベテランの先生方にも労働法分野の重点分野を総覧していただくことで、ご自身の知識・ノウハウを確認的に点検していただくとともに近時の流れを感じ取っていただくことで、日々の実務に役立てていただきたいというやや欲張りな目標を設定しました。講師には、労働法分野における実務経験が豊富で、『労働審判・紛争類型モデル』などの共著も執筆しておられ、学術的造形にも精通しておられる鎌田幸夫先生にお願いしました。
 鎌田先生は、上記のようなやや欲張りな目標設定にもかかわらず、本研修委員会からの依頼に快諾してくださいました。


多数の会員の先生方にご参加いただきました

 当日は、多くの、そして若手からベテランまで幅広い会員の先生方に参加していただき、参加人数は、一会派の研修でありながら、89名となりました。本研修がこのように大変盛況なものとなったのも、ひとえに講師の鎌田先生のご人徳によるものだと思います。

本研修の内容(前半)

 本研修では、前半で労働法の基本的枠組みと考え方を、後半は具体的事例を通じて、労働事件において代理人としていかなる主張立証をするのかということを解説していただきました。
 まず、前半では、個別的労働関係法から、集団的労働関係法、雇用保障法に至るまで、労働法分野の基本的な概念を、網羅的に解説していただきました。
 とくに個別的労働関係法については、重要な条文、判例をピックアップして概要を説明していただくとともに、労働基準法、判例法、労働契約法、労働協約、就業規則等の関係をわかりやすく整理して解説していただきました。複数の法令が交錯し、それぞれの効力関係、位置づけが複雑な労働法分野にあって、鎌田先生の大変わかりやすいレジュメに基づいた講義は労働事件の相談を受ける際にすぐに役に立つ内容でした。
 また、集団的労働関係法については、INAXメンテナンス事件判決等、実務上でも重要な最新判例にも言及していただきました。


本研修の内容(後半)

 次に、本研修の後半では、具体的事例において検討すべき点を、労働契約の成立、展開、終了、団体交渉といった通常の労働契約関係の展開の流れに即して、それぞれのポイントを解説していただきました。
 労働契約内容の認定、賃下げ(労働条件の不利益変更)、時間外労働割増賃金、解雇、団体交渉という実務でもよく問題になる法律問題について、豊富な実務経験に基づいた講義は、まさに労働事件に精通する鎌田先生ならではの講義でした。

研修後の懇親会

 研修後の懇親会では、鎌田先生を囲んで、鎌田先生の同期の今村峰雄先生をはじめベテラン、若手の先生方で楽しくお酒を飲んでお話をすることができました。
 中でも、鎌田先生と今村先生のかけあいは、さすが同期と思える息の合ったとても楽しいもので、私は笑い過ぎて涙が出るほどでした。私は、まだ弁護士になって1年目ですが、春秋会っていいなぁと感じた懇親会でした。


さいごに


 最後になりましたが、わかりやすく、かつ、ポイントに絞ったレジュメをご準備していただき、充実した講義をしていただいた鎌田先生、どうもありがとうございました。
 また、本年度、研修委員会としては初めての弁護士会館2階ホールを使った研修ということで、色々と準備も大変でしたが、各方面の調整をしていただいた林邦彦委員長、本研修の準備を中心になってしていただいた東実一郎先生をはじめ本研修に携わってくださった春秋会の先生の皆様、お疲れ様でした。
 2011年最後の研修となりましたが、来年もまたこのような素晴らしい研修を企画していけたらと思いますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。


以上



■ 宝塚歌劇企画についての報告
2011/12/02 更新
弁護士 浦 寛幸
   
 先日、親睦委員会企画「宝塚星組公演「オーシャンズ11」(11月26日土曜日 阪急宝塚劇場 11時開演)」が開催されましたので、報告をさせて頂きます。

 今回の演目「オーシャンズ11」は、もとは、2001年に公開されたアメリカ映画で、ダニエル・オーシャンと彼が率いる10人の仲間がラスベガスのカジノの金庫破りに挑む犯罪アクション。ジョージ・クルーニーやブラッド・ピッド、マッド・デイモン、ジュリア・ロバーツ等、豪華な俳優陣が出演しております。この映画は、テレビで見たことがありました。
 そして、宝塚星組の出演者は、柚希 礼音(ゆずき れおん・男役トップスター・ダニエル・オーシャン役)、涼 紫央(すずみ しお・男役・ラスティ役)、夢咲 ねね(ゆめさき ねね・娘役トップスター・テス役)でした。

 私は、宝塚歌劇どころか、ミュージカルやお芝居等には、縁もゆかりもありませんでした。その無知故か、正直言いますと、「映画の方がいいんじゃないか?」なんて、映画と比べると、舞台の方が見劣りするんじゃないかとすら思っていました。
 しかし!それは大きな間違いでした!本当に大きな間違いでした!
 ラスベガスとカジノの華やかさと、宝塚歌劇の華やかさがとてもマッチしていて、宝塚歌劇の演目として、ぴったりでした!
 セットも豪華!大きい!変わる!動く!出演者についても、主役級はもちろんのこと、名前もない役であっても、全員がとても華やかでした!出演者の早変わり、運動量、歌、踊り、生演奏、全てにおいて、驚きの連続でした。
 映画は、スリルとアクションがメインでしたが、舞台では、ロマンスと華やかなショーがメインで、宝塚歌劇には、独自の良さがありました!
 とても残念だったのが、オペラグラスを持っていかなかったこと!本当に悔やまれます。
 皆様も、是非、一度は宝塚歌劇を体験してみてはいかがでしょうか?感動すること間違いなしです!

 最後になりましたが、企画頂きました小橋委員長、そして、チケットを手配頂きました野仲先生、ありがとうございました!是非、来年も企画してください!




■ 落語企画についての報告
2011/12/02 更新
弁護士 浦 寛幸
   
 平成23年8月23日、親睦委員会・若手会共催企画〜落語を楽しもう〜(演目「京の噺家 桂米二でございます」桂米二(かつら よねじ)他)が開催されましたので、報告をさせて頂きます。

 繁昌亭とは、平成18年9月15日にオープンし、今年で5周年を迎えます落語専門の定席(毎日公演している小屋)です。平成19年8月にも、落語企画を開催しましたが、その際は、怪談をテーマにした落語でした。
 しかし、今回は、桂米二(かつら よねじ)さん、ゲストに桂雀松(かつら じゃくまつ)さんの落語でした。お二人とも、ベテランの噺家で、落ち着いていて非常にききやすく、しかも、チラシの裏側に、落語用語の基礎知識を掲載しており、素人でも楽しめる落語でした。
 演目は、「二人ぐせ」(桂鯛蔵)、「遊山船」「質屋蔵」(桂米二)、「片棒」(桂雀松)、「寄合酒」(桂米二)でした。
 「二人ぐせ」は、ある口癖を持つ男二人が、自分の口癖を言ったら金を支払うというかけをして、うまく口癖を言わせよう、言わせようとするお話、「遊山船」は、お金持ちの舟遊び中の船を見物している男二人のちぐはぐなやりとり、「質屋蔵」は、質屋の蔵に幽霊が出るという噂を解決しようとする質屋のてんやわんやなお話、「片棒」は、息子3人に自分の葬式の案を尋ねたところ、どれも迷案ばかりのドタバタ話、「寄合酒」は、複数の男がつまみを持ち合って酒盛りをしようとするけれども…というお話でした。
 個人的に、オチが粋だと思ったのは、「遊山船」でした。ここで紹介しても、決して笑えないので、是非とも、生の落語を体験して、確認してください(笑)
 噺家の落語は、なめらかで、わかりやすく、それでいて、何も見ないであれだけの情報量を話すことができる、本当にすごいと思いました。滑舌はもちろんのこと、話す速度、間の取り方等、大変勉強になりました。

 落語企画終了後は、三上孝孜先生、茂木鉄平先生をはじめとして、有志で、懇親会を行いました。貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。
 今回ご参加頂きました皆様、また、チケットをご準備いただきました山口健一先生、本当にありがとうございました(今回も参加者は20名でした!)。そして、落語を体験されたことがない方は、是非とも一度は繁昌亭で落語を体験してみてください!




■ 若手会 税務研修報告
  「賢い『節税』!そして『節税』の落とし穴…」
 〜 弁護士にとっての節税対策と弁護士が業務でぶち当たる税金諸問題 〜
2011/11/17 更新
團野彩子(新61期)
日時: 平成23年11月8日 (火) 午後6時半〜8時半
場所: 大阪弁護士会館5階 510号室

1 今年も生命保険料控除証明書が届く時期となり、確定申告のことを意識されている方も多いのではないかと思います。
 納税は国民の義務です。われわれ弁護士も当然納税しなければなりませんが、その際、ほとんどの方が、できる限り税金を安くしたいと考えておられるのではないでしょうか。
 しかし、実際のところ、弁護士とはいえ、税金に関する知識が十分ではない場合も多く、それ故、上手に節税出来ていないことも多いのではないかと思われます。
 本研修では、個人事業主である弁護士として、最低限知っておきたい税金の基礎、及び、有効な節税対策・方法や注意すべき落とし穴などについて、経験豊富な税理士の先生方から、実務を踏まえて分かりやすく説明していただきました。

2 研修当日は、30名近い春秋会会員が参加して大変盛況の企画となり、この分野に関する弁護士の関心の高さがうかがえました。

3 研修講師は、税理士の植木心一先生と福井規之先生がご担当くださいました。両先生とも税理士業のみならず、税金オンブズマンや講師業などでも幅広く活躍されている方です。
 福井先生は、以前は営業マンをされていた経験もおありだということで、そのときに培われた聴く人を惹きつける話し方で、税金に関する基礎知識を教えてくださいました。また、植木先生は、弁護士の確定申告にも携わっているということで、確定申告するにあたって弁護士ならではの問題点についてもご説明下さいました。

 研修前半は、確定申告をしなければならない人は誰なのかについてや、非課税所得にはどのようなものがあるか、青色申告の特典は何か、青色申告のための手続きはどうすれば良いか、税額控除項目の種類にはどのようなものがありその具体的内容はどのようなものかといった一般的基礎的な知識を分かりやすく教えていただき、新たな発見がありました。

 研修後半は、まず、給与収入500万円と青色前事業所得500万円の税負担比較をしていただきました。必要経費等を適切に計上しなければ、事業所得者は給与所得者に比べて大きな税負担がかかってしまうことが分かり、節税の大切さを実感しました。その後、開業弁護士、勤務弁護士それぞれの確定申告の方法と注意点について教えていただきました。最後に、経費について、「『これは経費にすることができるのか?』が分からないときは、『収入を得るために直接・間接必要となる支出かどうか?』で判断してください。」という、とってもシンプルで分かり易い基準を示していただきつつ、交際費として認められるものは何か、自宅で業務を行っている場合の自宅の水道光熱費・地代家賃の経費計上について、弁護団への寄付金や同窓会費、弁護士会会費、委員会等で視察旅行に行った場合の旅費を必要経費に算入できるのか、など、個別具体的にお話しいただきました。

4 研修のあとの懇親会では、おいしい食事を食べながら、研修で聞き足りなかった疑問点から、弁護士業務を遂行するにあたって気になっていた税務上の問題まで、ざっくばらんにお答えいただきました。

5 私も、自分の税金について一度しっかり勉強したいとは思いつつ、これまで日常業務に追われて深く考える余裕がありませんでした。今回は、短い時間ではありましたが、一番知りたいところをぎゅっと凝縮して教えていただくことができ、とても勉強になりました。今回の研修を生かして、今後の確定申告に臨みたいと思います。
 最後になりましたが、お忙しい中、快く講師を引き受けてくださった植木心一先生、福井規之先生、そしてこのような研修の場を設けてくださった若手会世話人代表の原正和先生、若手会世話人及び当日司会の佐々木章先生をはじめ、尽力いただいた春秋会の先生方に感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。




■ 春秋会若手会企画 地引網
2011/11/02 更新
新62期 横藪達広
 昨年に引き続き,平成23年10月2日,若手会企画として,岡田浦漁協組合で開催される地引網に行ってまいりました。当日,若干曇り空ではありましたが,雨も降ることなく,日ごろの行いの良さを痛感しました。
 やはり,なかなか経験することのできない地引網ということだけあって,家族ぐるみで参加される会員が多く,いつもの雰囲気とは違った会員の顔を見ることができました。参加者は昨年よりも多い59名という盛況ぶり。大人も子供も大満足の一日になりました。

 地引網の会場となったのは,昨年の砂浜とは異なり,ごろごろ石だらけの浜。地引網の始まりです。浜に設置された水槽(あとで網にかかった魚を入れる水槽です。)を挟むように二列に並び,網の両端についている縄を引っ張ります。この引っ張る縄が水を吸っているため予想以上に重い。漁協組合のお兄さんがメガホンで号令をかけてくれるのですが,なかなか網が見えません。大人も子供も力を合わせて,半ば苦行のような気持ちで縄を引っ張ります。途中,網が何かに引っ掛かり,全然引っ張れないというハプニングもありましたが,ようやく網の引き上げに成功。大人の方々は,ハァーハァーゼーゼー言っておりました。


 漁協組合のお兄さんが網にかかった獲物を水槽に放してみると,タコ,ヒラメなどが大量に。それに鯛までかかっておりました(漁協組合の方,お気遣いありがとうございます。)。これには子供たちが大興奮。魚を掴むわ振り回すわで,びしょびしょになっておりました。ここで獲れた魚はバーベキュー後のビンゴゲームの景品になります。

 一段落つき,いよいよバーベキューへ。漁協組合の方が後は焼くだけの状態にしてくれているので,すぐに開始です。飲み物は飲み放題。びっくりするくらいのスピードでビールがなくなっていきます(やっぱり車で来るんじゃなかった。。。)。ホタテ,サザエ,イカ,エビ,野菜,どれもこれもおいしい。これに,漁協組合特製のタコ飯と焼きそば,豚汁,アナゴの天ぷら,タコの空揚げなども山盛りに用意されています。今から思うと,バーベキュー会場の近くに市場があり,魚がびっくりするくらい安く売っていたので,買って焼けばよかった。

 お腹も膨れ,いい感じに皆さんが酔っぱらってきたくらいで,獲れた魚を景品にしたビンゴゲームが開始。景品は10個ほどありました。続々と出る「ビンゴ!」の大声。なかなか穴の開かないカードを手に持つ私。結局景品は頂けずに終了。滋賀から電車でやってきた友人が,でっかい鯛を獲得しておりました(帰りの電車は大丈夫だったのかな・・・)。
※写真の青年はこの友人とは別人です。


 ビンゴゲームが終わっても,子供の興奮は冷めず。飲み物を冷やしていた氷ではしゃぎまくっています。背中に氷を入れられた時の浜田雄久先生のリアクションが楽しいらしく,えらいいじめられようでした。


 当日はいろいろな先生方にご協力いただき,事故も起こることなく一日を終えることができました。至らないところも多々あったと思いますが,来ていただいた方々に楽しんでいただけたと思います。お越しいただいた方,漁協組合の方,本当にありがとうございました。




AED研修:是非一度、受講ください!
2011/10/26 更新
堂島法律事務所  弁護士 飯島奈絵

 最寄駅等でAED(自動体外式除細動器。Automated External Defibrillator)の機械を見かけることはありませんか?消火栓みたいなアレです。医療ドラマ等で、呼吸の止まった患者さんの胸に電極パッドをあてて通電すると、患者さんの体がビクッとなり、モニターがピピッ、ピピッと山を描き始めるアレです。

 心室細動という不整脈が起きると、心臓が細かく痙攣するので、血液が全身に送れなくなり、同時に意識がなくなります。心室細動発生から1分で呼吸が停止し、10分以内に心臓が完全に停止します。
 心室細動が続いている間にAEDで通電し、心臓の細かい痙攣を一旦停止させると、数秒後、心臓は自分の力で規則正しく動き出すようになります。心臓の拍動が得られると、脳への血流も再開します。
 心臓に規則正しい動きを回復させるためには、そのエネルギーが心臓に残っている間に通電する必要があります。また、心拍が再開しても、脳への血流停止時間の長さによっては脳への後遺症が残る場合があります。心室細動発生時には、電気ショックによる除細動が唯一の救命方法であり、迅速な除細動実施が要請されます。

@ 心臓マッサージをしながらAED手配


A 心臓マッサージ
 ラスベガスのカジノでは、148例の心臓突然疾患のうち105名が心室細動で、うち90名が倒れるところを目撃されてAEDが使用され、うち53名(59%)が生存退院しました。倒れてから3分以内にAEDが使用された35名中26名が生存退院し(74%)、3分以上経過後、AEDが使用された55名中27名(49%)が生存退院しています。
 シカゴ・オヘア空港およびその周辺の空港でも、2年間に発生した22例の心臓突然疾患のうち18例が心室細動で、うち11例(61%)が通行人によるAEDの使用により、救命されました。

 わが国では年間5〜6万人が、急な病気や事故により、病院に辿り着かずに突然死してしまいます。高槻市で1年間に発生する突然死は平均190人、このうち、心臓が原因で突然死するのは約100人と推定されています。
 2011年8月4日にサッカー元日本代表の松田直樹選手(34歳)が練習でランニング中、急性心筋梗塞を起こして倒れ、急逝しました。もともと心臓病がなくとも、トップアスリートでも、突然発症の心筋梗塞は起こります。

 日本では救急車が現場に到着するまで平均7分かかります。そこで、救急車到着までの「時間の壁」を超えるため、人が倒れるところを目撃した通りがかりの市民が使用できるよう、小学校高学年の児童でも使用できるように完全に自動化されたAEDの公共施設等への設置が進められてきました。平成22年12月現在で約25万台が全国の公共施設等へ設置され、大阪弁護士会館でも1階と6階に設置されています。

 折角、あちこちに設置されるようになったAED。でも、使い方がわからない・・・。人が倒れるのを目撃し、AEDの使い方がわからず、あたふたしている間に、助けられたはずの命が・・・となってしまったら。そんな危機感から、私は、AED講習実施を春秋会研修委員に懇願し、今回、実施いただきました。

 当日、インストラクターさんは3人。受講者は20名強。最初に短時間の講義を受けたら、7人程度のグループに分かれ、マネキン相手にすぐ実習です。
 まず、全員が交代で心臓マッサージをしました。手の平を組んで、胸の上に置き、ポンプのように押します。肋骨が折れても心臓が動く方が大事だから、相当、強く押すよう言われます。自分なりに強く押したつもりでも、もっと強く!!と言われます。一度、やってみることをお勧めします。(なお、かつては心臓マッサージと人工呼吸を交代でやるよう指導されましたが、今は人工呼吸はせずに、ずっと心臓マッサージを続けてよいとなっているそうです。人工呼吸は心理的抵抗がありうるので、これで少し、ハードルが下がります。)

B 電極パッドを貼る


C 音声に従ってボタンを押す
 心臓マッサージの次は、いよいよAEDの実習です。インストラクターさんに一通り手順を教わってから、自分達で使ってみます。素人でも使えるよう、音声で細かく指示が出ます。機械の言う通りに、胸を開けて、電極パッドを胸と脇に貼り付けると機械が自動的に心電図を解析して、電気ショックを与えるべきかを判定してくれます。機械が電気ショックが必要と判断したなら、機械の言うとおりに、スイッチを押し、電気ショックを与えます。機械が電気ショックは必要ないと判断した場合には、たとえボタンを押しても電気は流れません。
 日本語がわかれば、誰でも使えると聞いていましたが本当でした。
 ただ、そうは言っても一度、練習してみないと、倒れた人を前にAEDを使うのは勇気がいります。使おうと思っても慌てているうちに貴重な3分が経過してしまう恐れもあります。

 AEDの実地練習も終えたら、DVDでおさらいです。倒れた人を発見してから、心臓マッサージ、AEDを使用し、蘇生するまで、DVDを見ながら、手順を復習します。「これなら私でも使えそう。」という実感を持つと同時に、倒れた方が無事、蘇生する映像に、気持ちが高揚し、救命医療に携わるお医者さん達のやりがいを垣間見たように思いました。

 今回、法律事務所の事務局の皆さんにも参加いただきました。講習終了後、エレベーターで、ご一緒した事務局さんから、
・ 折角、こういう講習を受けても、事務所のボスに「素人が下手に手を出すんじゃない!」と怒られてしまいそう。そんな風に考える人は多いのでは。 とご指摘いただきました。

 緊急事務管理は悪意重過失でなければ損害賠償責任は発生しません(民法698条)。
 心臓マッサージをせずに、AEDを使用するだけでも、特に発症直後には、すぐれた効果が認められています。講習受講の有無に関わらず、人が倒れるところを発見したら、119番をすると共に、是非、AEDの使用を試みてください。
 また、機会があれば、AED講習を是非、一度、受講いただくことを強くお勧めします。


参考資料 :
森田大「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)を用いた除細動と心肺蘇生」大阪府三島救急医療センターウェブページ 
Terence D. Valenzuela, M.D. M.P.H., and others "Outcomes of Rapid Defibrillation by Security Officers after Cardiac Arrest in Casino", The New England Journal of Medicine, 2000; 343: 1206-1209
財団法人日本心臓財団ウェブページ
厚生労働省「非医療従事者による自動体外式除細動器(AED)の使用のあり方検討会報告書」平成16年7月1日 
平成22年度厚生労働省研究「循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究」




春秋会会員研修
「非訟事件手続法・家事審判法の改正」
〜当事者・利害関係人の地位の強化〜
2011/10/26 更新
増本 充香 (56期)



 先般、非訟事件手続法及び家事審判法の改正手続が行われ、平成25年1月に施行される予定であるということです。

 そこで、今回の研修は、法制審議会非訟事件手続法・家事審判法部会の幹事として、改正手続に携われた増田勝久先生(38期)をお招きして、今回の改正のポイントについて、ご講義頂きました。

 増田先生より、今回の改正の主なポイントは、最決平成20年5月8日の影響による当事者・利害関係人の地位の強化・手続保障の強化と、手続の簡易・迅速化であるとのお話があり、それぞれについての具体的な改正点について、ご教授頂きました。

 当事者・利害関係人の地位の強化・手続保障の強化という点では、当事者・利害関係人の手続参加の強化、記録の閲覧・謄写等の手続、申立書や抗告状の写しの相手方送付の手続等について、ご説明頂きました。また、家事審判法の改正に関しては、特に、子供の手続保障として、一部の審判事件や調停事件において、一定の年齢に達した子供の手続行為能力が認められ、子供の手続代理人の選任が可能となったことから、今後子供の手続参加の充実が期待される点についてご説明があり、この点については、参加者からも、活発な議論がなされました。

 さらに、手続の簡易化・迅速化という点では、電話会議システムの利用が可能となったこと等について、ご説明頂きました。

 これらの改正は、いずれも、今後の弁護士業務に関わる重要な点が多く、とても有意義な研修となりました。また、増田先生より、改正作業でご苦労されたお話等、興味深い体験談もお話頂き、大変充実した研修となりました。

 増田先生、お忙しい中、ありがとうございました。



■ 春秋会研修委員会・若手会共催企画
「海外留学のABC −海外留学ってどうするの?−」
2011/10/21 更新
日時: 
平成23年11月24日(木) 午後6時30分〜8時30分
(終了後,懇親会も予定しております。)
場所:
大阪証券取引所ビル3F 北浜フォーラム A会議室
(弁護士会館ではありませんのでご注意ください)
パネラー:
ジェリー・メステッキー 弁護士(北浜法律事務所・外国法共同事業 )
平泉真理 弁護士(バイエル薬品株式会社)
原 正和 弁護士(弁護士法人あすなろ あすなろ法律事務所)
三好吉安 弁護士(弁護士法人 梅ヶ枝中央法律事務所)
コーディネーター:
西原和彦 弁護士(弁護士法人 梅ヶ枝中央法律事務所)
グローバル化の波とアジア地域の発展は、日本経済のみならず、日本社会にも深く影響を与えています。多くの大阪の中小企業が市場としてのアジアに目を向けて進出を始め、他方、多くの外国企業や外国人が日本で活動をしており、外国法が関係するリーガル・サービスの需要はますます高まっています。大阪の弁護士にも業務拡大のチャンスがありそうです。
そこで、他会派の先生方からもご協力を頂きまして、アメリカや中国での留学経験や実務経験をもつ弁護士から、留学生活や帰国後の仕事、大阪における弁護士の渉外業務の可能性等について、率直な意見を披露して頂こうと考えております。また、懇親会では、パネラーや留学経験者から留学生活の様々な苦労話などざっくばらんに語って頂こうと考えておりますので、海外案件や留学に興味のある若手会員の皆様、ふるってご参加ください。




■ 若手会ヒヤリハット研修報告
春秋会若手会研修 「若手弁護士が陥りがちな落し穴」
2011/10/21 更新
藤井沙耶香(新63期)
日時: 平成23年9月6日 午後6時30分〜午後8時30分
場所: 大阪弁護士会 1205会議室

本研修の内容  

 講師を引き受けてくださったのは,有村とく子先生(50期),上出恭子先生(51期),小橋るり先生(51期)山本淳先生(51期)です。コーディネーターをしてくださった小橋先生の進行のもと,講師の先生方にご自身や周りの弁護士のヒヤリハット経験談を座談会形式で語っていただくことで,若手弁護士が今後の弁護士人生で気をつけるべき点や見落としがちな盲点を学ぶという研修でした。当日は,40名を超える春秋会会員にご参加いただき,大変盛況で充実した研修となりました。


総論のお話

 まず,冒頭で,それぞれの先生方から,これまでで一番やってしまった!と思った失敗談をお話いただきました。どのエピソードも大変インパクトのあるもので,皆,真剣な表情で聞き入っていました。その後,期限の管理,事務局とのコミュニケーション,依頼者とのコミュニケーション,利益相反,スケジュール管理など,弁護士として仕事をするうえで気をつけるべきことについて,具体例を交えて総論的にお話していただきました。
 一例を挙げますと,離婚事件の依頼者に書類を送ってもらうつもりで事務局に「Aさんに送ってください。」と指示を出したところ,相手方のAさんに間違って送られてしまったというような,いかにもやってしまいがちなエピソードとともに,事務局への指示を丁寧に行うことの大切さを教えていただきました。
 新人弁護士である私は,エピソードを伺うたび,自分も同じ失敗をしてしまったような気分になり,どきどきしましたが,それだけに大変印象に残り,とても勉強になりました。


各論のお話

 次に,講師の先生方それぞれから,特定の分野(刑事事件,労働事件,家事事件,倒産事件)について,さらに掘り下げてお話をいただきました。

 *刑事事件・・・小橋先生
 これまで130件以上の刑事事件を担当してこられた小橋先生から,主に身体拘束事件に関し,心構えや気をつけるべき点をお話いただきました。
 初回接見できちんと挨拶する,被疑者の体調を気遣うなどによって,信頼関係を築くことが大切であるが,一方で,被疑者・被告人に頼まれたことを何でも引き受けてはいけないという助言をいただきました

 *労働事件・・・上出先生
 労働事件について豊富な実務経験をお持ちの上出先生から,消滅時効との関係で期限の管理をすることの大切さなどについてお話いただきました。残業代支払請求事件について,月ごとに支払請求権が発生するので,毎月,時効にかかっていくこと,従業員数名から受任する場合は,被告の主張如何によっては,各当事者ごとの利害関係が異なってくることをあらかじめ受任の段階で説明しておくことなど,実務的な観点から気を付けるべき点を解説していただきました。

 *家事事件・・・有村先生
 家事事件を多く受任されている有村先生から,主に離婚事件やDV事件について,心構えや気をつけるべきことをお話しいただきました。
 離婚事件の相手方から危険な目に遭わされたというご体験から得られた教訓などがとても心に響きました。

 *倒産事件・・・山本先生
 倒産事件について,豊富な実務経験をお持ちの山本先生から, 財団債権となる未払い賃金は破産開始決定前3か月のものに限られることなどから,破産事件を受任したらすみやかに申立をすべきである。管財事件については,まず,管財人に就任する段階で,利害関係人に自分の依頼者がいないかきちんとチェックする,裁判所以外から報酬を受け取ってはいけないなど,豊富なエピソードとともにわかりやすく解説していただきました。


さいごに

 講師の先生方に各論のお話をいただいた後,質疑応答の時間が設けられ,新63期の会員2名から,刑事事件に関する質問がなされました。その後,本年度幹事長の福田健次先生から,閉会のご挨拶として,「困ったときは一人で悩まず,春秋会の先輩弁護士に相談しましょう。そのために会派があります。」という温かいお言葉を頂戴して,本研修は終了しました。

 本研修は事前に参加申込いただいていた会員は全員出席で,飛び入りで参加してくださった会員もいらっしゃいました。和気あいあいとした雰囲気の中で行われた研修でしたが,皆,講師の先生方のお話に真剣に耳を傾け,大変意義のある研修になったと思います。  研修後の懇親会にも30名を超える会員にご参加いただきました。お一人お一人から,ご自身のヒヤリハット経験談を交えた自己紹介をしていただき,大いに盛り上がりました。私個人としましては,小橋先生,上出先生が同期の山本先生に激しくツッコミを入れていらっしゃるのが,とても面白かったです。

 最後になりましたが,後輩弁護士のためにとのお気持ちから,快く講師を引き受けてくださり,ご自身のヒヤリハット体験談を赤裸々に語ってくださった有村先生,上出先生,小橋先生,山本先生に心からお礼申し上げます。また,このような貴重な機会を設けていただいた若手会代表の原正和先生,若手会担当幹事の松浦由加子先生,若手会58期世話人の林堂佳子先生をはじめ,お世話になりました春秋会の先生方に感謝申し上げます。




■ 政策委員会主催 シンポジウム のお知らせ
「エネルギー政策の転換と司法の役割」
 〜 放射能から子どもたちを守るために 〜
2011/10/19 更新
日時: 11月19日(土) 午後1時〜5時
場所: 大阪弁護士会館2階ホール
第1部 基調講演

@ 佐藤幸子さん (子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク 世話人) 
A 松原弘直さん (環境エネルギー政策研究所 主任研究員)


第2部 パネルディスカッション

コーディネーター
 山西美明 (弁護士、主に薬害エイズ・薬害肝炎の薬害問題に取り組む。)
パネリスト
 基調講演のお二方に加え、
 徳田靖之さん
(弁護士、スモン、薬害エイズ、ハンセン、薬害肝炎など多くの集団訴訟に取り組む。特に、ハンセン病国賠訴訟は原告弁護団の代表として救済の途を切り開いた。)
 尾藤廣喜さん
(弁護士、元厚生省キャリア。水俣訴訟における厚生省の対応に怒り、退職。以後、弁護士となり、水俣、スモン、原爆症などの集団訴訟に先鋭的に取り組む。)

パネルディスカッションでは、緊急の課題として、福島の子どもたちを放射能から守るために、特に区域外避難者(自主避難者)の補償の問題をとりあげ、さらに、原発事故後もエネルギー政策の転換(脱原発)をできない社会構造の問題点を明確にし、それを乗り越えるためには司法が果たすべきなすべき役割は何か、今、何ができるのかということを、議論したいと考えています。




■ ビアパーティー報告
2011/10/15 更新
 連日うだるような暑さが続いている今日この頃ですが、夏といえばもちろん冷えたビール!!!ということで、去る8月5日、昨年に続いて2回目となる『春秋会2011夏の大ビアパーティー』が開かれました。参加者は総勢145名と大盛況!以下当日の様子をリポートいたします。

 当日会場に到着してみると、そこここに華やかな浴衣の方やなぜかお祭り衣装の方(近づいてみると当事務所の岩本弁護士!)がいらっしゃって非常に夏らしい雰囲気です。来年は私も甚平を着て参加しようかなという気持ちがひそかに芽生えました。まずは甚平を調達しなくては。
 席についてしばらくすると、いよいよ開会です。諸先生方にご挨拶いただいた後、「乾杯!」の声が各テーブルに響きました。

 実は当日の朝からたくさん食べてたくさん飲もうと意気込んでいたため、すっかりお腹がすいています。運ばれてくる料理を次から次へとむしゃむしゃ平らげ、ビールをぐびぐび飲みほしている間に催し物が始まりました。まずはオークションです。ホテルリッツカールトンのガウンやダイソン卓上扇風機、ドンペリなどが出品されていました。大御所弁護士から若手弁護士に至るまで、さながらマグロ競りかのような活況ぶりです。最終的には談合らしき行為がなされたようでもありましたが、手続きの公正さはぎりぎり保たれていたと解されます。

 オークションが終わると次はクイズ大会です。参加者の中から選ばれた数名の方が壇上に上がり、質問者から出される問題にその方が何と答えるかを各テーブル毎に推理するというものなのですが、回答者の斬新な発想についていけず、非常に高い難易度でした。私は早々に優勝争いからは離脱してしまったため、盛り上がる皆さんをうらやましく眺めながら次の催し物に備えていました。

 催し物の最後は後だしジャンケン大会です。 後だしでジャンケンに負ければよいというルールでしたが、意外にも草々に脱落していく方が多く、ビアパーティーの盛り上がり=参加者の酔いつぶれ具合が見て取れます。そんななか力を温存していた私はあれよあれよと勝ち上がり、最終的にビール券をいただくことができました!パーティー前日は皆さまご存知のとおり小橋親睦委員長の事務所生誕祭でしたが、僭越ながら同日を誕生日とする私に素敵なバースデイプレゼントとなりました!!

 後だしジャンケン大会が終わると閉会の時刻が迫っており、少々名残惜しい気分の中お開きとなりました。
 私は新人のペーペーであることもあり、他の事務所の方、特に事務局の方々とはなかなか知りあう機会がないので、今回はその貴重な機会の一つとなりました。今後もこのような企画を楽しみにしています!




■ 春秋会政策委員会研修
「 原発/差し止め!弁護士の取り組み
〜 高浜2号機運転差止訴訟、高松4号機プルサーマル装荷仮処分、玄海3号機MOX燃料使用差止訴訟等の経験から 〜 」
2011/10/06 更新
講師: 冠木克彦弁護士
日時: 平成23年9月30日午後6時〜午後8時
場所: 大阪弁護士会1203号会議室

 春秋会政策委員会の研修企画として、平成23年9月30日午後6時から約2時間、原子力発電に関する差止訴訟についての研修が行われました。

 講師を引き受けて頂いた木克彦弁護士(30期)は、約20年にわたり、関西電力高浜発電所2号炉の運転差止訴訟、関西電力プルサーマル装荷差止仮処分、九州電力玄海原子力発電所3号機MOX燃料使用差止訴訟といった、原子力発電に関する差止訴訟に取り組んでこられた弁護士です。
 本研修では、冠木弁護士に、これまで取り組んでこられた訴訟で苦労された点と、福島第一原発の事故による今後の原子力発電に関する差止訴訟への影響などについてご講演頂きました。

 まず、東日本大震災により発生した福島第一原発の事故について、水素爆発が起きた建屋やその衝撃波で窓ガラスが粉々になった事務棟、原発作業員が事故発生時に書き残したホワイトボードなど、事故当時の状況を生々しく伝える写真を交えながら、その様子を伝えていただきました。現状、福島第一原発の地下には大量の高濃度放射性物質が漏出しているものの、危険なために人が立ち寄れず、正確な漏出の理由を調査できない状況であるとのことでした。


 次に、冠木弁護士がこれまで取り組んでこられた差止訴訟について、各訴訟で中心に据えた争点とそれに対する裁判所の判断についてご説明頂きました。

 平成4年10月29日、最高裁判所は、伊方原発設置許可取消を求める訴訟において、原子炉施設の安全性に関する判断の適否について、非常に幅広く行政側の裁量権を認める旨の判決を出しました。この判例によれば、原子力発電に関する差し止めが認められる可能性は極めて低くなってしまいます。
 そこで、冠木弁護士らは、稼働差し止めを求めようとする原子炉の特定の箇所に存在する問題点を争点として「具体的危険性」の立証を目指す、という方針を立てたそうです。
 ただ、原子炉の特定の箇所に存在する問題点を指摘するためには、まず当該原子炉の構造を正確に理解する必要があります。本研修では、冠木弁護士が取り扱った高浜発電所2号炉、関電プルサーマル、玄海原子力発電3号機について、それぞれ、各訴訟で争点として取り上げた構造上の問題点を、図を用いて分かりやすくご説明して頂きました。長年原子力発電について研究されてきた冠木弁護士のご説明は、専門的な部分に踏み込みつつも、初心者である私にもわかりやすく、裁判所に対して「具体的危険性」を理解してもらえるよう工夫されてきたことが伝わってきました。

 さらに、冠木弁護士には、福島第一原発事故により明らかとなった、原発の安全基準についてもご説明頂きました。東電や政府の原子力安全委員会は、東日本大震災が発生する以前では、長時間の全交流電源の喪失は想定しておらず、対策もしていませんでした。その結果、福島第一原発の事故につながりました。これまで原子力安全委員会は、「安全審査指針」を定め、原子力発電の安全性を図ってきました。しかし、福島第一原発の事故は、「安全審査指針」が不十分であることを国民に知らしめることになったのです。

 最後に、これからの原子力発電差止訴訟について、原子炉の特定の箇所だけではなく、「原発そのものが危険物である」ということを主張立証する必要があるのではないか、との問題意識を語って頂きました。


 福島第一原発事故は、原子力発電は当該発電所が設置されている地域だけの問題ではないということを、私たちが改めて考える契機となりました。
 約20年にわたり原子力発電に関する差止訴訟に携わってこられた第一人者である冠木弁護士から、福島第一原発の事故以前の訴訟活動と将来の差止訴訟の展望をお聞きすることができ、将来、原子力発電に関する訴訟について携わる可能性がある弁護士にとって必要な基礎知識を修得する機会を与えてくれた研修になりました。 
 最後になりましたが、詳細なレジュメやパワーポイントをご準備して頂き、丁寧な解説をして頂いた冠木先生に心からお礼申し上げます。
 また、このような貴重な機会を設けて頂いた今年度政策委員長の山西美明先生をはじめ、お世話になりました春秋会の先生方に改めて感謝申し上げます。




春秋会会員研修
「日常生活・業務における著作権問題」
〜駆け出し弁護士A君の生活を振り返って〜
2011/06/16 更新
山下侑士 (新63期)



 本年度春秋会研修企画の第一弾として、平成23年6月1日午後6時30分から2時間余り、大阪弁護士会館にて、春秋会研修委員会と春秋会若手会共催による著作権研修が行われました。当日は、あいにくの雨天でしたが、24名の先生方にご出席頂き、時間いっぱいまで質疑応答が続くなど、とても充実した研修となりました。


身近にある著作権問題

 本研修のコンセプトは、普段の弁護士業務や、日常生活で行っている行為を取り上げて、著作権法の基礎(理論・実務)について学ぶというものです。また、サブタイトルの「駆け出しA君」という設定のとおり、著作権法初心者である「新人」の視点から著作権問題を取り上げることにより、専門性があって敷居が高いと思われる著作権法をより身近に感じる機会を提供するものでした。
 講師は、春秋会会員の中世古裕之先生(48期)でした。中世古先生は、弁理士登録もされ、知的財産問題に積極的に取り組まれていますが、そもそも先生が知財事件に関わりを持つこととなった事件(「街路灯事件」)の内容をイラストも交えて紹介して頂き、大変興味深いお話を聞くことができました。


条文から丁寧に

 研修ではまず、著作権法を考える上での大きな視点(著作物性(著作権の客体)、著作者・著作権者(主体)、著作権の内容、保護期間等)や、著作権の内容(著作(財産)権、著作者人格権)について、条文を一つ一つ丁寧に確認しながら、著作権法の体系を学習していきました。
 次に、短い事例を用いて、先ほど学習した視点等に照らして、条文を引きながら実際に著作権法を使う練習をしました。その最中にも、要所ごとにポイントなる考え方や、実務上の留意点などについて、丁寧に解説して頂きました。私は、大学やロースクールでも著作権法の講義を受けたことがなかったため、とても新鮮な気持ちで中世古先生の解説を聞いていました。
 また、事例の中には、著作権侵害の場合の救済方法について検討するものがありましたが、それに対しては、採り得る手段を示したうえで、訴状の文例を用いながら、「請求の趣旨」の書き方や要件事実等を確認するなど、明日からでも使える実務の基礎を教えて頂きました。


最新判例をよむ  

 今回の研修は、前記のとおり著作権法初心者である新人の視点に立ったものでしたが、最近の著作権法のホットなテーマである、ロクラクU事件判決(最一判平成23年1月20日)、まねきTV事件判決(最三判平成23年1月18日)についても網羅していました。
 ロクラクU事件については、従前の判例の見解とされていた「カラオケ法理(クラブキャッツアイ事件)」の枠組みを紹介したうえで、本件事件の判断枠組みとの関係等について、詳細な解説をして頂きました。最新判例のため判例評釈等がほとんどないタイミングで、貴重なお話を聞くことができました。
 また、時間が迫っていたなかでも、ロクラクU事件とまねきTV事件との違いなどにつき解説して頂き、今後の勉強のための布石を置いて頂きました。


さいごに

 とても充実した内容で、あっという間に所定の2時間が経過してしまい、もうあと何回か中世古先生の研修を受けることができればなぁ、と私は内心そう思いました。今回の著作権法研修を通して、「もっと著作権法を勉強したい」という気持ちが芽生えたことは、私にとって大変有意義であったと思います。
 研修後の懇親会では、著作権法は一旦横に置いて、日常の弁護士業務についてのアドバイスを頂きながら、中世古先生や研修に参加して頂いた先生方と楽しくお話することができ、大いに盛り上がったと思います。
 最後になりましたが、詳細なレジュメをご準備して頂き、丁寧に解説をして頂いた中世古先生に心からお礼申し上げます。また、このような貴重な機会を設けて頂いた今年度研修委員長の林邦彦先生、前年度研修委員長の村上博一先生、若手会代表の原正和先生をはじめ、お世話になりました春秋会の先生方に改めて感謝申し上げます。

以上


■ 5月24日「春秋の日」のご報告
2011/05/30 更新
研修委員会 植木 和彦

5月24日(火)の午後6時から,大阪新阪急ホテルにて,「春秋の日」を開催いたしました。

まず,福田健次先生から,「600人弱の会派メンバーのうち,500人には会いたい」という心強いごあいさつをいただいた後に,久保井一匡先生から,金子武嗣先生と丹羽雅雄先生に対する慰労のお言葉など,乾杯のごあいさつをいただきました。

次に,金子先生から,大阪弁護士会前会長としての1年間の活動について,ご報告をいただきました。
「弁護士会に求心力を!!」というスローガンのもと,「チームかねこ」に名を連ねられた先生方と共にさまざまな活動をされたことを改めて知ることができました。
また,金子先生は自己評価でご謙遜されていましたが,登録間もない私にとっても,若手のための相談体制や若手向けの研修の充実,行事の際の保育体制など,金子先生が構築された制度のおかげで活動できている面が多々あり,感謝しております。

また,丹羽先生からも,大阪弁護士会前副会長としての1年間の活動についてお話しいただきました。 冒頭の「今の若手弁護士には夢がない!」というお言葉や,ゼロ接見などの問題についてのご指摘には,身の引き締まる思いをいたしました。
そして,人権擁護活動に代表される,弁護士の社会的使命を我々が十分に果たすことができるよう,多くのご尽力をいただいたことを深く知ることができました。

最後に,金子先生,丹羽先生に感謝の意を込めて花束を贈らせていただき,お二人に対する盛大な拍手のもと,お開きとなりました。

2時間という短い時間ではありましたが,木村圭二郎先生をはじめ,宮崎裕二先生や宮ア誠先生,池田啓倫先生などの先生方からも貴重なお話をたくさん伺うことができ,とても有意義な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。



■ 第1回親睦企画
  「東北の地酒を飲みつつ東北に思いを馳せる会」のご報告
  〜 親睦は力なり,届け,力,東北へ 〜
2011/05/23 更新
弁護士 小野俊介


62期の小野俊介と申します。
5月18日に開催された、本年度の第1回親睦企画「東北の地酒を飲みつつ東北に思いを馳せる会」について、ご報告致します。

会の冒頭、全員で、東日本大震災で被害に遭われた方に対する黙祷をささげ、東北に思いを馳せながら、東北の地酒を空けていきました。

先生方がご準備下さった東北の選りすぐりの日本酒やワインは、初めて飲んだものばかりでしたが、どれも非常においしいものばかりでした。

飲み会が始まった後は、中央に座られていた森下先生・福田先生を中心に、ざっくばらんな話で盛り上がりました。

会派の先輩方・同期・そして今年からは後輩もできましたので、いろいろな期の先生方と本音で話が出来る機会というのは貴重だなとあらためて思いました。

東北の地酒をご用意してくださった石田先生、岩本先生、小野先生、本当にありがとうございました。




■ 親睦会のご報告
2011/05/23 更新
弁護士 笹谷竜二


63期の笹谷です。5月18日に第1回親睦会が開催されましたので,その様子をご報告致します。

「東北のお酒を飲んで,想いを馳せよう」という企画で,20名の参加でした。
特に印象深かったのは,森○弘先生の横に座っておられた上○恭子先生が,○下弘先生のことを 「おっさん,おっさん」と連呼していたことです。非常に楽しかったです。

後,始めに少し自己紹介の時間がありまして,私が先日,テレビに出た話をさせて頂きました。 このテレビの話というのは,2ヶ月程前に,春秋会のMLで流れていた「独身の男性弁護士で,テレビに出たい人いませんか?」
というメールに応募したのが私だったという話です。
合コンの企画番組で,事前に局側から色々と指示があったのですが,結果として私が非常に融通の効かない,気持ち悪い人のような内容になってしまっていました。メディアって怖いですね。
多くの友人からは,「気持ち悪かった」というお褒めの言葉をたくさん頂きました。
親睦会でこの話をすると「キモ弁」というニックネームも頂きました。先生方ありがとうございます。

ここまで書いて,まったく報告になっていないことに気が付きました!
次回からは,もうちょっとましな報告をしたいと思います。失礼致しました。